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ウユニ塩湖の塩田 5月3日
夜行バスでウユニへ 塩湖ツアーに参加


長距離バスの到着予定時刻は六時。
出発時国が大幅に遅れたから、
着く時間も遅れるだろうと当然の予想、
ところがなぜか早朝四時に起こされた。
ツアー会社で仮眠をとって、
目指すは世界最大の塩の湖ウユニ。
日帰りツアーから三泊四日のツアーまで、
塩のホテルに宿泊できる一泊二日を選択した。
例によって遅れて出発。
ラパスの町からしばらくは凸凹の未舗装路。
やがて前方左手に真っ白な地平線が見えてくる。
あれが全部塩なのか!

ウユニの町
【ウユニの町】
ウユニの町
【ウユニの町】

ウユニ塩湖/鉄道の墓場
【ウユニ塩湖/鉄道の墓場】
ウユニ塩湖/製塩所
【ウユニ塩湖/製塩所】

サボテン島
なぜかこんな場所に サボテンの島

360度、白一色。
想像を絶する大迫力の景色。
塩の採掘場をあとにして、
車はひたすら塩の大地を爆走する。
遠くには山並み、近くには幾本もの轍の痕。
南米おそるべし。地球は広い。と思った。
やがて前方に島が見えてくる。
塩の湖に浮かぶ小さな島。
白い塩湖にぽっかりと緑の島。
緑の正体は無数に生えているサボテンだった。
かつてインカ人が植えたといわれている。
ここでリャマ肉の昼食を頬張った。

ウユニ塩湖/魚の島
【ウユニ塩湖/魚の島】
ウユニ塩湖/魚の島
【ウユニ塩湖/魚の島】

ウユニ塩湖/魚の島
【ウユニ塩湖/魚の島】
ウユニ塩湖/トゥヌパ火山
【ウユニ塩湖/トゥヌパ火山】

ウユニ塩湖と火山
見渡す限りの塩の世界 日は暮れていく

車はトヨタのランクル。
運転手のおじちゃんと、
ガイド見習いとおぼしき少年が乗って、
体格のがっしりしたアルゼンティーナたちと、
僕たち含めて三人の日本人というツアー。
サボテン島を離れると、
再び白い大平原を疾走し、
やがて前方に現れた山は火山だという。
麓には小さな集落があり、
山の中腹の谷では人々が作業をしていた。
インカの時代から変わらぬ生活なのかどうか。
そうではないだろうとも思うのだが……

ウユニ塩湖/トゥヌパ火山
【ウユニ塩湖/トゥヌパ火山】
トゥヌパ火山の洞窟
【トゥヌパ火山の洞窟】

ウユニ塩湖/トゥヌパ火山
【ウユニ塩湖/トゥヌパ火山】
ウユニ塩湖
【ウユニ塩湖】

塩のホテルの外
【塩のホテルの外】



ウユニの日の出 5月4日
南十字の夜空 厳寒の日の出


遮るものの何もない真白い大地。
余計な明かりも雑音もない静かな世界。
凍てつく空気。
無数の星々が輝く南半球の夜。
やがて朝がやってくる。
日の出時刻は午前六時と聞いて、
早起きして寒空の下、震えながら待つ。
ゆっくりと白んでくる東の空。
待つ。遅い。まだか。寒い。
黒から紺、紺から蒼、蒼から白へ。
刻一刻と変化してゆく夜明け前。
燃えるようなオレンジの光。

ウユニ塩湖の日の出
【ウユニ塩湖の日の出】
塩のホテル/プラヤブランカ
【塩のホテル/プラヤブランカ】

塩のホテル前
塩の湖で サッカーに興じるひととき

宿泊したのは塩のホテル、プラヤブランカ。
朝食後ののんびりとした時間。
なぜだかサッカーボールがそこにある。
宿の男と、日本人宿泊者数名で、
ボールを蹴る。走る。たちまち息があがる。
果てしなく広がる塩の大地で球を追いかける。
気持ちいいのか、息苦しいのか。
あのブラジル代表でさえ、
標高四千のボリビアでの試合では、
高山病のために敗れることがあるという。
まさにアウェー。まさに敵地。
日本代表バックパッカーズここに戦えり。

塩のホテルの内部
【塩のホテルの内部】
塩のホテルの内部
【塩のホテルの内部】

プラヤブランカ
壁も椅子もベッドも 全てが塩のホテル

ウユニ塩湖の真ん中に建つ塩のホテル。
何から何まで本当に塩で造られている宿。
塩を固めたレンガのようなブロックが
積み上げられて壁になっている。
ベッドも塩。テーブルも椅子も塩。
柱も塩。扉の枠はサボテン。
サボテンのくずかごもあった。
塩で作られた狛犬のような置物(?)もあった。
これで一泊20ドルのプラヤブランカ。
急ぎ足、駆け足だったこの旅で、
たまっていた日記を書くなどして、
しばしのんびりとした時間をすごす。
ときおりツアー客が到着し、
写真を撮り、土産物を買わされて、去っていく。
宿泊者の僕たちはぐだぐだと、
まだ午前中なのにビールを飲んだりして、
旅の思い出話に花を咲かす。

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