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北米大陸上空 4月22日
いざ南米へ 24時間の飛行機旅


東京発リマ行。
酔っ払い防止か、少しでも儲けたいのか。
酒有料のアメリカン航空。
最初の経由地ダラス・フォートワース。
夫婦揃って別室送り。
「なぜアフガニスタンに入国しているんだ?」
「パキスタンにも行っているな」
「イランも、シリアもだ!」
いきりたつアメリカ入国審査官。
(どこもいい国だったよ、ここよりは!)
悪態つきたい気持ちを抑え、
「旦那、新婚旅行なんだ、勘弁してくだせぇ」


 ペルー共和国
(Republic of Peru)
人口 2714.8万人 面積 128.5万km2
首都 リマ 宗教 キリスト教(カトリック)
言語 スペイン語、ケチュア語、アイマラ語 通貨 ソル
旅行期間 2005年4月22日〜2005年4月30日(9日間)
訪問経路 (日本)〜(アメリカ)〜リマ〜ナスカ〜クスコ・マチュピチュ〜プーノ〜(ボリビア)

リマ旧市街 4月23日
リマ到着 緊張の裏路地を歩く


昨日は深夜のホテル着。
二日目は朝から旧市街に繰り出すが、
ちょいと裏路地覗けばこのとおり。
がらんと生温い風が吹き、
所在なげな男たちが物憂げな視線でねめつける。
少し歩いて中心部。
政庁やカテドラルが立ち並ぶ中央広場は、
いたるところに銃を構えた警官、警官、警官。
噂以上に厳重な警備体制。
さすがは観光立国。
さすがは悪名高き首締強盗の多発都市。
喉が渇く。

リマ旧市街アルマス広場
【リマ旧市街アルマス広場】
リマ中心部
【リマ中心部】

リマ中心部
【リマ中心部】
宗教裁判所博物館
【宗教裁判所博物館】

リマの食堂
ほっと一息 インカコーラ

南緯12度半。
熱帯の太陽照りつけるリマ。
歩き回ったセントロ。
前泊の中級ホテルから安宿に居を移し、
休息のひととき。
フルーツジュースとインカコーラ。
喧噪の大通り。
次々とやってくるおんぼろバス。
初めての国なのに懐かしい
煤けた風景の中の
旅の感覚。
次に来たバスに乗って新市街へ。

宗教裁判所博物館
【宗教裁判所博物館】
考古学博物館
【考古学博物館】

リマ新市街
【リマ新市街】
リマ新市街
【リマ新市街】

リマ新市街の海辺
大平洋を望む 夕焼けの刻

混沌の旧市街から抜け出すと、
瀟洒な住宅が並ぶ、
緑も豊かな新市街ミラフローレス。
外資系ファーストフードの店や、
高級ホテルが集まり、
道ゆく西洋人観光客の姿も多い。
みな治安の悪い中心部を避け、
このあたりに滞在しているのだ。
まもなく夕暮れ。
大通りの突き当たり、
広がる海が見える。
水平線の遥か彼方にアジアがある。


パンアメリカンハイウェイ 4月24日
海岸砂漠地帯を 南へ


この日は移動日。
本当はそのつもりじゃなかったのだが、
バスが鈍行で、
結果的にそうなった。
大都市リマを抜け出すと、
すぐに広がる砂漠風景。
その砂漠の向こうに、
青い海が見える不思議。
海浜性砂漠気候というのがあるらしい。
海に沿った砂漠の道、
パンアメリカンハイウェイをひた走る。
もしこの道を、
自転車で走っていたらと少し想像。
身震いがした。
目指すは地上絵観光のナスカ。
手前の町で客引きが乗り込んできた。
夕暮れ。
リマのバスターミナル
【リマのバスターミナル】
ナスカの町
【ナスカの町】



遊覧セスナ飛行機 4月25日
小型セスナに乗って ナスカ遊覧


ナスカの地上絵観光は、
空気の澄み渡る朝と夕方が適とされる。
空港というよりも飛行場。
六人乗りの小型セスナが並ぶ。
機長一人にお客が五人。
周囲はガタイの大きな西洋人。
我々小柄な東洋人夫婦は
別々の飛行機に分かれて乗る羽目に。
でもそのお陰で助手席に案内された。
ヘッドフォンかぶり、計器盤を確認し、
唸るエンジン音と共に、離陸。
いざ大空へ。

地上絵ハチドリ
世界七不思議の一つ 地上絵

飛行時間は約三十分。
ふんわりと浮かぶ空の旅。
やがて機長が大地を指差す。
鯨。三角形。宇宙飛行士。
左旋回、続いて右旋回。
猿。犬。コンドル。蜘蛛。ハチドリ。
有名なあの絵もあれば、
正直よく見えなかった絵もあった。
ペリカン。オウム。手。木。
風化が進み、
やがて消えゆく運命という地上絵たち。
いったい誰が描いたのか。

ナスカの遺跡
【ナスカの遺跡】
ナスカ近郊の水路
【ナスカ近郊の水路】

ナスカのミイラたち
砂漠に今も眠る 古代のミイラたち

地上絵を描いたのは
ひょっとしたら彼らかもしれない。
ナスカの町から車で小一時間。
灼熱の太陽に焦がされて、
荒涼たる砂漠の中で晒されている。
身にまとっていた衣服の端切れや、
長く編み込んだ髪の毛や、
幼くして死んだ赤子の骨も残る。
地上絵だけのつもりだったナスカだが、
近郊の見所も見応えがあった。
夜行バスでアンデス山中、
標高〇から標高三千の高地へ。

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