フィンランド&エストニア子連れ旅行/第6日 国際フェリーに揺られてエストニアへ
序盤は家族3つに分かれて別行動、中盤に合流し、船で国境を越えていく北欧旅
ヘルシンキ最終日は白亜の大聖堂とデザイン博物館
ヘルシンキの街歩きに便利なのは、公共交通が乗り放題になるHSLカード。地下鉄、トラム、バス、さらにはスオメンリンナ島へ行く公共フェリーも乗れる。
【HSLカード】
ヘルシンキ滞在の最終日もHSLカードが活躍。トラムに乗って、まずは街のシンボル、ヘルシンキ大聖堂へ。
ティーンズになった子供たちが小さい頃から見ている番組『世界の果てまでイッテQ!』で、よく登場する白亜の大聖堂。残念ながら工事中で大半カバーに覆われていたけど、ドーム屋根の緑色が鮮やか。
【ヘルシンキ大聖堂】
続いて中心部のエスプラナーディ公園。東西に延びている都市公園で、雰囲気は札幌の大通公園に似ている。周辺には飲食店や商業施設が並び、さすがデザインの国らしく美術作品がいくつか展示されていた。
【エスプラナーディ公園】
エスプラナーディ公園から南西方向へ進むと、デザイン・ディストリクトと呼ばれる一帯。ギャラリーやショップが多いエリアで、目的地はその名もデザイン博物館。
【デザイン博物館】
食器や家具、家電製品といった日用品から、建築や都市設計のデザインに至るまで、幅広い分野について展示されていた。ここでも主役を張るのはやっぱりマリメッコやアアルトである。
【デザイン博物館】
それ以上にみんなが盛り上がったのはゲームデザインについての展示、アングリーバードの登場だった。アングリーバードは日本での知名度は高くないが、世界的に人気の高いスマホゲーム、我が家では航空機の機内ゲームでお馴染みだった。しかしフィンランド発のゲームであることを知らなかった。
スーパーマリオの生みの親である宮本氏をして「作りたかったゲームはアングリーバード」と答えたことがあるらしい。IT大国フィンランドはほかにも複数の人気ゲームを生み出していると館内の説明文にあり、とりわけ長男を驚かせていた。
【デザイン博物館】
ヒエタラハティのフリーマーケットを訪れた後、再びエスプラナーディ公園へ戻ってアカデミア書店へ。2階にアアルトの名を冠したカフェがある。
【アカデミア書店】
ここでランチ。マリメッコの本社食堂と同じように日本人客が多かった。
やや食べ足りない男子チームはヘスバーガー(フィンランドのバーガーチェーン)、女子チームはイッタラ・アラビアのショップへ行き、ホテル集合に。
【カフェ・アアルト】
いよいよヘルシンキとお別れ、フェリーターミナル到着。16時半発の国際フェリーで、バルト海を挟んだ隣国エストニアを目指す。といっても出国審査が無ければセキュリティチェックも無かった…。
【国際フェリー】
10階建ての豪華客船。ヘルシンキ~タリンの航路は所要2時間、複数のフェリー会社が1日複数の便を運航していて飛行機よりもずっと多い。船内は広くて座席にも余裕はあったが、軽く数千人は乗っていたであろうと思われた。
【国際フェリー】
売店あり、レストランあり、バーあり、ゲームコーナーやキッズコーナーあり。さらには免税店やスーパーも揃っていて、まるで1つの街のよう。飛行機、鉄道、バスなど国境越えにはいくつもの方法があるが、やはり船旅には海路ならではのゆったりした風情がある。
【国際フェリー】
定刻通りにタリン港到着。北欧の先進国フィンランドと、旧ソ連圏でもあるバルト三国のエストニア。それなりの経済格差もあるはずだが、ターミナルビルは近代的できれいだった。
ホテルのある旧市街までは歩いていくこともできる距離だが、荷物も多いし、どのみち乗り放題のカードを買うつもりだったので、トラムとバスを乗り継いで行くことに。
【タリン港】
中世の街並みがそのまま残る世界遺産の旧市街。ホテルにチェックインすると間もなく夕暮れ時。観光客で賑わう街の中心ラエコヤ広場に出向き、夕食とする。
【タリン旧市街ラエコヤ広場】
初めての国はいつもワクワクと緊張感がある。明日はタリンの街歩きから。
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