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3日目から道は青ナイルを離れ、
砂漠地帯に入った。

それまではレンガ組みに
土壁という家が多かったのに対し、
木と草を編みあげて造られた円錐形の住居が
目立って見られるようになった。

真上の太陽がやがて西に傾く。
遮るものがないから、日陰もない。

夕方でも相当暑く、
砂漠の一本道は果てしなく長い。

ときおりすれ違うバスやトラックが
生じさせる向かい風がしんどい。

しかしそんな一瞬一瞬が
無性に楽しくもあった。

(僕は今アフリカの大地を走っているんだ)

そう思うと、
どこまででも行けるような気がした。
アフリカ北部地図

 スーダン共和国
(The Republic of the Sudan)
人口 3700万人 面積 250万km2
首都 ハルツーム 宗教 イスラム教(スンニー派)
言語 アラビア語 通貨 スーダンディナール
旅行期間 2002年2月4日〜2002年2月20日(17日間)
訪問経路 (エジプト)〜ワディハルファ〜ハルツーム→ゲダレフ→(エチオピア)

スーダン入国  国境の町ワディ・ハルファ

ワディ・ハルファ ワディ・ハルファ

ワディ・ハルファ ワディ・ハルファ

地獄列車に乗って  砂埃にまみれながら首都へ

ワディ・ハルファ スーダン北部

青ナイルと白ナイルが交差する  ハルツームの街並み

ハルツーム ハルツーム

ハルツーム ハルツーム

炎天下の砂漠の道  スーダンの人々の優しさに触れて

スーダン中南部 スーダン中南部

スーダン中南部 スーダン中南部

草と藁で編んだ円錐形の小屋  一夜の恩に預かり、また走る

スーダン中南部 スーダン中南部

ゲダレフの町を過ぎると  未舗装の悪路が始まる

スーダン南東部 スーダン南東部

次なる国エチオピアを目指し  徐々に標高は上がっていく

スーダン南東部 スーダン南東部

スーダン南東部

        
できごと 距離
2001 05 26 日本 旅立ち 空路アラスカへ

0

06 05 アメリカ フェアバンクス〜デルタジャンクション間

1000

08 05 メキシコ トゥーラ手前

5000

09 04 グアテマラ 強盗事件発生 自転車を失う

6940

10 05 イタリア 二台目の自転車を購入、再出発
11 11 トルコ イスタンブール手前

10000

14 日の丸作ってW杯予選トルコサッカー観戦
12 03 シリア 自転車にて入国(アレッポ)
14 レバノン バスにて入国(ベイルート)
25 ヨルダン 自転車にて入国(アンマン)
30 イラク 車にて入国(バグダッド)
2002 01 01 バグダッドにて年越し
08 イスラエル バスにて入国(エルサレム)
13 ヨルダン バスにて再々入国(アンマン)
18 ペトラ先ラジフ

11000

20 エジプト 船にて入国(ヌエバ)
02 04 スーダン 船にて入国(ワディハルファ)
17 ゴタ〜ガラバート間

12000

20 エチオピア 自転車にて入国(メタマ)

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エチオピア編