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韓国 研修旅行/南大門&青瓦台(2024年秋)

旅行業界の研修ツアーで韓国へ2泊3日。
個人的には仁川トランジットを除けば、実に20年ぶりの訪韓。

9月7日 ソウル市内観光、復元された南大門と一般公開された青瓦台

 3日目の朝、集合時間までの空き時間を利用して朝のソウル市内を歩く。それほど遠出する時間はないが、南大門市場を横目にソウル駅、そして南大門へ。

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【ソウル中心部の街並み】

 南大門の正式名称は崇礼門。李氏朝鮮時代に建てられた貴重な歴史遺産で、韓国の国宝第1号でもあるのだが、なんと2008年に放火により全焼した。その後2013年に復元工事が完了している。放火するのがもちろん悪いのだが、警備体制や消火設備にも問題はあったのだろう。

 たしか焼失前は環状交差点(ロータリー)の真ん中にぽつんと南大門が建っていた景色を覚えているが、再建後は門の前に広場が設けられて広々した景観に変わっていた。

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【再建された南大門】

 韓国大統領府の青瓦台へ。朝鮮王朝の王宮が置かれた景福宮のさらに奥に建つ。

 尹大統領が大統領府を龍山の国防部庁舎に移転、2022年5月より一般公開を決めたのだ。ちなみにその後大統領が交替し、新しく就任した李大統領は25年8月に大統領府を再び青瓦台に戻す。その間わずか3年余り、入場できたのは貴重な体験であったと言える。

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【青瓦台の外観】

 大統領の執務室や応接室、歴代大統領の写真が掲げられた部屋などを見学。かつて青瓦台は国防上の理由から航空写真や詳細な地図など規制されていたそうだが、こうやって不特定多数の一般人の観覧を受け入れてしまった以上、再び大統領府に戻すのは難しくなるのではとガイドさんが言っていた。

 建物内部の構造や執務室の場所など、こっそり造り替えたりしているのだろうか…。

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【青瓦台の内部】

 そして帰国の途。今回の研修旅行はいたせりつくせりで、何より食が充実していた。最後の昼食は鶏が丸ごと入ったサムゲタン。

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【サムゲタン】

 短い旅行ではあったが、改めて若い世代に韓国旅行が人気のある理由が感じ取れたように思う。単純に距離が近くて行きやすいこともあるし、文化的に似たところ、食事が美味しいこと、明洞の屋台は活気があったし、そして世界遺産などの見どころも多い。

 お土産、最終日に何の気なしに買ったフェイスパックが想像以上に娘に好評で、これまた韓国人気の大きな要因を認識させられたことを付け加えておく。

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【韓国のお土産】

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