韓国 研修旅行/平昌&加平&南怡島(2024年秋)
個人的には仁川トランジットを除けば、実に20年ぶりの訪韓。
9月6日 冬季五輪開催地の平昌、韓流ドラマゆかりの南怡島へ
研修旅行の中日2日目は韓国の北東部、江原道へ。日本の旅行者にとってそこまで一般的ではないエリアだが、2018年の冬季オリンピックが開催された平昌などのスキーリゾートや、『冬のソナタ』など韓流ドラマの舞台が点在していることで知られている。早朝出発、ソウルから一路東へ。
【高速道路のサービスエリア】
高速のサービスエリアは日本と似た感じ。天候はあいにくの雨交じり。朝食をいただいて、さらに東へ。やがて平昌に到着。
【平昌の五輪モニュメント】
ゴルフ場を視察した後、ロープウェーに乗って展望台へ。晴れていれば絶景が眺められる予定だったのだが、あいにくの荒天で視界は真っ白。これは仕方がない。見ていないから詳しくないけど『冬のソナタ』のロケ地でもあるらしく、韓流ドラマ仕様のゴンドラが撮影用に飾られていた。
【韓流ドラマなゴンドラ】
平昌五輪といえば、北朝鮮の選手団が参加し、さらに金正恩の妹である金与正が開会式に出席したことでも話題になった。さらに翌年にかけては計3回の米朝首脳会談もあり、一気に南北融和ムードが高まったことは記憶に新しい。
同行のガイドさんに、そんなちょっと答えづらいかもしれない話題を尋ねると、あのときは期待感があった、ワクワクする気持ちもあったと忌憚なく答えてくれた。
鳥類&植物園に立ち寄った後、これまた『冬のソナタ』の撮影地として有名な南怡島(ナムソル)へ。川の中に浮かぶ島であり、船で渡る。
【南怡島行きの船】
「ナミナラ共和国」という独立国家のテイをしており、入国を経て南怡島に上陸。南北に長い島で全長4キロ、観光用の列車が走り、レストランはもちろんホテルもあり、美術館や工芸体験、ウォーターアクティビティなど揃っている。
【南怡島入口】
たぶん1日じっくり遊べるところなのだけど、時間が限られるので、代表的な見どころであるメタセコイアの並木道へ。『冬のソナタ』の名場面、ドラマを観ていなくてもなんか知っている景色かも。
【メタセコイア並木】
ソウルに帰着。夕食後、中心部をぶらぶら散策していると、実はちょうど日本から岸田総理が来韓しているタイミングで、ロッテホテル周辺が物々しすぎる警備体制だった。
【ソウル中心部】
訪れたかったのは清渓川(チョンゲチョン)。ソウルの都心を流れる川で、かつては蓋をされた暗渠で地上には高速道路が走っていたのだけれど、21世紀になってから復元工事が進められ、高速道路は撤去、清流が復活した場所として知られている。
ソウルは3回目なのだけど、以前はまだ暗渠だった。いざやって来てみると、オフィス街のど真ん中、きれいにライトアップされて遊歩道も整備され、なかなか素敵な雰囲気である。
【ソウル清渓川】
東京も日本橋を覆っている首都高を撤去し、水辺の景色を取り戻そうという計画がある。ソウルの清渓川が先行事例になることは間違いないだろう。
【ソウル清渓川】


