WordPress、PHPのバージョン更新でエラー、表示できなくなったときの対処法【2025年7月更新】
ワードプレスを新しいバージョンに更新、あわせてPHPも最新バージョンにしたところ、エラー画面が表示されてサイトが全く見られなくなった。ワードプレスの管理画面も開けなくなった。そんなときの対処法について。目次
1.ウェブサイトが全く表示されない!
2.ひとまず古いPHPのバージョンに戻す
3..htaccess内で古いPHPバージョン用の記述が残っていないか
4.古いプラグインがエラー原因になっていないか
1.ウェブサイトが全く表示されない!
ワードプレスでホームページを作成している場合に、いつまでも古いバージョンを使い続けることはできず、セキュリティのためにも新しいバージョンに更新をしていくことが必要です。それに伴って使用しているプラグイン、そしてPHPも更新するのですが、厄介なのはこのPHP! 更新に伴ってサイトに不具合が生じて、次のような無慈悲なエラーメッセージが表示されることがあります。

あるいは使っているサーバーによってはこんな感じ。
ワードプレスの管理画面にログインすることもできず、にっちもさっちもいきません。

2.ひとまず古いPHPのバージョンに戻す
対応策の1つとしては、ひとまず古いバージョンのPHPに戻すこと。根本的な解決にはなりませんが、とりあえずホームページが表示されない状況を回避します。ただ元がかなり古いバージョンだった場合(PHP7.3以前など)、そこまで戻せない場合も…。その場合は可能な範囲で一番古いバージョンに戻して確認してみましょう。更新が反映されるまで5~10分ほどかかるようです。

3..htaccess内で古いPHPバージョン用の記述が残っていないか
エラーの原因は様々考えられますが、多いのは「.htaccess」ファイル内に、古いPHPバージョン指定の記述が残っている場合。新しいバージョンに合っていないときに「500エラー(Internal Server Error)」が発生することがあるようです。具体的には「AddHandler」や「AddType」などでPHPのバージョンを指定していた場合、その記述自体が不要で、エラー原因となっている可能性があります。

もし「.htaccess」ファイナル内に該当があれば、これを削除してみましょう。
私が直面したエラーのケースで言えば、この方法で解決しました。絶対ではありませんので、念のためうまくいかない場合には元に戻せるようにした上で試みてください。
4.古いプラグインがエラー原因になっていないか
さらにエラー原因として古いプラグインの存在が考えられます。PHPの設定で「display_errors」を「ON」にしエラーログを確認したところ、だいぶ前にインストールした古いプラグインが起因していることが分かりました。
最新バージョンに更新する、不要であれば無効化する、あるいは原因のコードを修正してみてください。そしてエラーが解消されるかどうか確認してみましょう。
