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世界の子午線グリニッジ、テムズ川クルーズ&電車に乗って

ロンドンの観光において、大英博物館やバッキンガム宮殿と並んで人気があるのは、郊外のグリニッジ天文台。そう世界標準時の基準となる子午線が走っている場所なんです。

市内観光ツアーでも含まれることが多いグリニッジですが、個人で訪れることもさほど難しくはありません。電車で行くこともできますが、おすすめはテムズ川クルーズ。気軽に利用できるリバーボートに乗って、"世界の中心"を目指すショートトリップはいかがでしょうか?

グリニッジ

目次
1.リバーボートの"RB1"線、およそ40分でグリニッジへ
2.ロンドンアイにタワーブリッジ、テムズ川沿いの眺めも楽しみ
3.桟橋から海事博物館を抜けて、グリニッジ・パークへ
4.旧王立天文台到着、定番の記念撮影はやっぱり…
5.帰りは電車、ドッグランズ・ライト・レイルウェイで



1.リバーボートの"RB1"線、およそ40分でグリニッジへ

ロンドン市内からグリニッジへ行く方法の1つが、テムズ川のリバーボートに乗ることです。観光用の食事付きクルーズもありますが、公共の足として使われるリバーボートが簡単手軽で便利です。

グリニッジ

ロンドンアイ桟橋、あるいは対岸のエンバンクメント桟橋から、グリニッジまではおよそ40分の航行です。料金は8ポンド、地下鉄と共通のオイスターカードを使うこともでき、その場合は割引料金(6.50ポンド)となります。

予約などはもちろん必要ありませんし、桟橋に行けば簡単に乗ることができます。ただ行き先は様々で違うボートもありますので注意。"RB1"がグリニッジまで行くルートです。

グリニッジ

2.ロンドンアイにタワーブリッジ、テムズ川沿いの眺めも楽しみ

リバーボートの船内は、写真のような感じで座席が並んでいます。売店があり飲み物やパンを買うこともできます。

グリニッジ

船内からも景色を楽しむことができますし、外にも数は少ないですが座れるところがあります。天気が良かったらデッキに出て、風に吹かれながらロンドンの街を観光するのもいいですね。

1999年にミレニアム記念で開業した大観覧車のロンドンアイをはじめ、セントポール大聖堂、ロンドン塔、そしてタワーブリッジなど、テムズ川沿いの名所が次々と視界に現れます。

グリニッジ

3.桟橋から海事博物館を抜けて、グリニッジ・パークへ

グリニッジ桟橋に到着すると、右手に19世紀の紅茶貿易で使われた帆船カティーサーク号があり、正面に国立海事博物館の建物が見えます。大航海時代を最後に制した、海洋帝国イギリスの歴史を感じさせてくれます。

グリニッジ

博物館を過ぎると広々としたグリニッジ・パーク。公園の中央にある小高い丘を登っていくと、旧天文台に到着します。経度ゼロ、世界中の時計の針は、このグリニッジ天文台を基準としているのです。

グリニッジ

4.旧王立天文台到着、定番の記念撮影はやっぱり…

旧天文台の本館フラムステッド・ハウスから、子午線を表す1本の線が延びています。世界中の都市の名前と、その都市の経度が、線に沿って刻まれています。もちろん東京もありますので探してみてください。

グリニッジ

子午線をまたいで定番の記念写真を撮った後は、天文台の内部が博物館になっていますので見学しましょう。古い望遠鏡や地球儀などの展示のほか、宇宙や天文学についての解説コーナーもあり、言葉が分からなくても楽しめます。

グリニッジ

もう1つおすすめは天文台からロンドン市街の眺め。思った以上にロンドンも高層ビルが多いんだなと、感じるかもしれません。

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5.帰りは電車、ドッグランズ・ライト・レイルウェイで

グリニッジからロンドンへの復路。もちろん、またリバーボートを利用してもよいのですが、電車で帰る方法をご案内します。

帆船カティーサーク号の展示のそばに、カティーサーク・マリタイム・グリニッジ駅(Cutty Sark for Maritime Greenwich)があり、ロンドン東部エリアで運行するドックランズ・ライト・レイルウェイ(DLR)に乗ることができます。

グリニッジ

駅には改札が無く、オイスターカードの場合は忘れずに専用の機械にタッチしてから、ホームに降りる必要がありますので気をつけましょう。

DLRはいくつか路線がありますが、バンク駅(Bank)行きに乗れば、セントラル線、ノーザン線など地下鉄各線に乗り換えることができます。カティーサーク駅からバンク駅まで所要19分です。





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