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アルプス絶景ハイキング、グリンデルワルト/メンリッヒェン~クライネシャイデック

せっかくスイスアルプスに来たなら、ぜひ挑戦してみたいのはハイキング。普段から山歩きが好きな人はもちろん、そうでない人にもおすすめ。道は整備されているし、案内も分かりやすくて歩きやすいし、初心者向けコースでも驚くほどの絶景を楽しむことができちゃいます。

小さな子供連れでもお年寄りでも、自分で歩ければ問題なし。中には赤ちゃんを背負ったり、ベビーカーを押して歩いている人もいるくらい。気軽に絶景ハイキング、おすすめコースの歩き方をご案内します。

ハイキングコース標識

ハイキング地図

目次
1.ゆるやかな下り基調の道、登らないのに絶景満喫の贅沢ハイキング
2.グリンデルワルトから新型ゴンドラでメンリッヒェンへ
3.稜線に沿った展望のよいコース、雄大な眺望のホーネックでひと休み
4.アイガー北壁を正面に見据え、登山鉄道の分岐クライネシャイデック駅へ
5.山の天気は変わりやすい、最低限の装備と準備を忘れずに



1.ゆるやかな下り基調の道、登らないのに絶景満喫の贅沢ハイキング

本記事で紹介するのは、グリンデルワルトからゴンドラで行けるメンリッヒェン展望台を起点に、登山鉄道の分岐クライネシャイデック駅を目指す、人気ナンバーワンのハイキングコース。

およそ4.5キロ、1時間半ほどの道のりですが、最大の特徴は「下り」であること。起点のメンリッヒェンの標高が2230メートルなのに対し、クライネシャイデックは2061メートル、ほとんど上り坂がないのに、アルプスの絶景を満喫してしまっていいのでしょうか? いいんです!

ハイキングコース

2.グリンデルワルトから新型ゴンドラでメンリッヒェンへ

まずは新しくできたグリンデルワルト・ターミナル駅へ。ここからメンリッヒェン行きのゴンドラが発着しています。もしくは反対側の町ヴェンゲンからもメンリッヒェン行きのゴンドラが運行されています。

メンリッヒェン行きのゴンドラ

冬場にはスキー場としても賑わうメンリッヒェンには、レストランはもちろん山岳ホテルもあります。大きな牛のモニュメント兼すべり台も印象的。ここ自体が目的地になるほど雰囲気の素晴らしいところ、時間があればコースとは反対方向ですがメンリッヒェン山頂に寄り道してもよいでしょう。

メンリッヒェン/牛のモニュメント

3.稜線に沿った展望のよいコース、雄大な眺望のホーネックでひと休み

メンリッヒェンから尾根沿いの道を南へ。眺望が広すぎて、逆に分岐のどちらへ進むのがよいのか迷ってしまうほど(実際少し間違えて進んでしまいました)。地図や標識を確認し、正面に見える小高い山チュッケンの左側(東側)を迂回するように進んでください。各所にあるスキーリフトも位置の目安になるでしょう。

高山植物

メンリッヒェンを出発してからおよそ40分、スキーリフトの小屋があるホーネックに到着します。少し先、ハイキングコースが大きく右へ曲がるところで、視界が一気に開けます。このコースで初めてユングフラウ、メンヒ、アイガーの三山を一望にできる絶景ポイント、ベンチが置かれ、しばし休憩するのにも最適です。

この景色を見るために歩いてきた! そう思える地点であり、「おおっ」と声が出てしまうかもしれません。

ホーネックからの眺望

4.アイガー北壁を正面に見据え、登山鉄道の分岐クライネシャイデック駅へ

「死の壁」と称され世界中の登山家を退けてきたアイガー北壁を見ながら、道はゆるやかに右へ曲がっていきます。歩くにつれてユングフラウ三山の姿が少しずつ近づき、また見える角度が変わってゆきます。危ない箇所はありませんが、道はいくぶん狭く、登山客が多いときはすれ違う際など気を付けましょう。

ハイキングコース

やがて小川を越えると、一転して道は左に大きくカーブします。このコースでは数少ない上り坂、しかし傾斜は極めて緩やかです。やがて前方に大きめの山小屋が見えてきます。まだゴールではなく、クライネシャイデックの手前に建つホテル兼レストラン。中学生くらいのグループが集まって休憩していました。

手前の山小屋

再び眺望が大きく広がり、前方下のほうに線路と駅舎が見えます。タイミングが合えば登山鉄道の走る姿も見えるはず。坂道を一気に下ってクライネシャイデックの駅に到着です。グリンデルワルト、ヴェンゲン、そしてユングフラウヨッホ方面、3つの路線が集まる峠のジャンクション駅。個人的には世界で最も美しい駅の1つではないかと思っています。

クライネシャイデック

5.山の天気は変わりやすい、最低限の装備と準備を忘れずに

メンリッヒェン~クライネシャイデックのハイキングコースは、ファミリー客も多く初心者向け。体力が無くても、経験が無くても、問題なく楽しむことができます。

ただし念のため、夏でも天候状況によっては寒く、山の天気は変わりやすいのが常ですので、くれぐれもサンダル履きのようなラフすぎる格好では歩かないように。歩きやすい靴で、防寒具も準備していきましょう。

ホーネック付近

メンリッヒェンのゴンドラ駅を離れると、クライネシャイデック手前の山小屋に着くまで、食べ物や飲み物を調達できるところはありません。休憩を含めて2時間あれば歩くことができますが、あらかじめグリンデルワルトのスーパーなどで、パンやビスケット、ミネラルウォーターなど、充分な携行食を用意するようにしましょう。

くれぐれも無理は禁物。しっかり備えた上で、アルプスの絶景を丸ごと体験してください♪





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